様々な声がれのタイプ
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A.こればかりは、その原因によりけりです。

ポリープや腫瘍であれば手術が必要ですが、そうでない場合。
「声帯が炎症を起こしている場合」ですと、軽度の場合、少し声が出るようになるのに通常2~3日、そこそこ出るようになるまで1週間、全体的に2週間といったところでしょうか?

声帯結節ができている場合などでは、結節そのものを縮小させる必要があり、一般的にさらに時間を要します。
特に歌手など声を使った職業に就かれている方の場合は、点滴加療を併用できるようであれば、なんとかステージを乗り切るための相談を受け賜らせて頂いています。
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A.まずは声帯を確認するために喉をファイバースコープで確認いたします。

また、当院の特徴としては「声がれ」は「声帯だけが原因ではない」というところがあるので、「原因となる疾患」を調べる為に、副鼻腔炎が疑われる場合にはレントゲンを撮り、副鼻腔炎がある場合にはそちらの治療も行うことで良い治療成績を上げています。
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A.

声帯ポリープは声帯の一部(特に声帯の前3分の1にできやすい)、声帯の一部が小さい房のようにポリープ化している状態です。
ポリープ様声帯は、声帯全体がボテっとした水ぶくれ状態になり、声帯の辺縁が不整に波打っていることが多いです。 

ポリープ様声帯の場合、(声帯が水ぶくれ状態となり重くなっているために)高い声は出ず、全体的に隙間が多くなる為、声がかすれてしまいます。 声帯ポリープはポリープ化した一部を手術的に取り除けば回復は早いのですが、ポリープ様声帯については手術をしたとしても、声がれが元のように完全に治る訳ではありません。
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A.逆流性食道炎によって、夜寝ている間に胃酸がのどの方に上がってきて、そのために声がれが起きることもあります。

当院では問診の際に胸やけの有無も必ず確認するようにしています。

また、診察時に喉頭ファイバーで声帯を確認した際にも注意深く観察を行います。
逆流性食道炎の可能性が高い方にはそちらの治療も同時に進めていきます。
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A.急性期の場合にはまずないと考えて良いでしょう。

慢性的な声がれの場合は、「治らなくなる」というとことまではいかないまでも、手術的な治療が必要になる場合は時々あります。
主に声帯ポリープやポリープ様声帯、声帯腫瘍などが例として挙げられます。
できれば手術が必要になる前に、早めに治療を受けて頂き、手術することなく治癒に向かって頂くことが当院の願いです。
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A.やはり加齢に伴って声帯そのものの緊張が乏しくなることで、
隙間ができやすくなり、声がれが起きやすくなることはあります。


また、声帯とは別の問題で加齢に関わるものとして、加齢とともに肺活量が低下するために、吐く息の量が低下し、声に力がなくなり声が出づらくなる、かすれる、といった側面もあります。
そのような場合でも副鼻腔炎を背景とした声帯の変化も合わさって声がれが起きている場合も良く見られます。
年齢的な要因によるもの自体については治療が難しいですが、それ以外の部分を治療することで、「以前よりも声を出しやすくなった」というところに持っていくことは可能と考えています。
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